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雑感

ミチェルの辞任でふたたびミヤトビッチが会見を開いたりと大忙しのようだ。
ミチェルの言い分は理解できないわけじゃないが、素直に受け止めがたいものがある。

カンテラを軽視していると非難したようだが(原文記事を読んでないので翻訳ニュースからの情報になるが)、厳密に言えば、今の政権はカンテラそのものは軽視してはいないと思う。
むしろペレス時代より重要視していると思える。(軽視しているように感じるのはシュスターの起用法にあるのではないだろうか)
ただその重要視の意味が、育てて開花させようという本来の育成的な部分よりも
育ててクラブの資産にしようという、経済面での重要視に感じる。
それと、将来的にマドリーのトップチームだけでなく、各クラブにマドリーから選手たちを移籍させる(高値で)というプランがあるように感じる。
コンセプトの精神性は美しいとは感じられないが、注目されることは選手たちにはチャンスにつながる。
カンテラに関しては以前のほうが軽んじているのではないかな。

現にポルトゥガルの仕事はカンテラの充実を高めるためのものだし、
カンテラに入れる選手を捜す為のプロジェクト自体は人員も増やしたそうで、お金もそれなりに費やしている。

一方ミチェル自身は選手としての経歴はすばらしいようだが監督としては芳しくない。
一度、カルデロンの元でセグンダに上がったばかりのカスティージャを率いたが、その年に降格させてしまった。ハビはこの時の事を、セグンダの荒い、相手をものともしない戦い方にチームが対応できなかったと話していたが、その責任はミチェルにも充分にあっただろう。
本人は辞任したが、再び今度はもっとカンテラの下部カテゴリーの監督として戻って来ている。
カンテラを軽視しているとカスティージャ時代には思わなかったのかという疑問と、
そのような会長の元に再び戻って来たのはどうしてか全く腑に落ちない。

たしかにカルデロンは軽卒すぎるし、ミヤトビッチに関しては腹黒すぎる。
庇立てするようなものは何も感じられない二人だが、
ミヤトビッチが昨日の会見で語ったように、「なぜこの時期に?」というのは大きい。
チームやクラブが揺らいでいる状況で辞任、記者会見。
段取りが良すぎる。

カルデロンとミヤトビッチに関してはけなしたくなるような事柄が多数あるが、
個人的には、このポルトゥガルのプロジェクトや、今批判の対象とされている、フィジコとメディコのシステム、そういうクラブの基盤的な部分を改善しようとしている仕事は評価に値すると思っている。この二人の手柄とは思えないが今の役員会を含むカルデロンのチームには、良質な方向へ進もうという意図は少し感じられる。

だからこそ、この二つにかかわる部分の評価を落としたがっている人がいるように思える。
フィジコに関する事も、怪我の原因がフィジコにあるかどうかは定かでない。
でもイメージを植え付けることはできる。
原因がどうあれ、これは失敗ではないのかと思わせたら、成功だろう。

そしてファンの多くが上手く行けば評価するに違いないカンテラに関する仕事を
カンテラの内部の人間が告発すれば
これもネガティブなイメージになってしまうだろう。

誰が、何の為にというのは推測でしかないが、
このような事を画策している人がいるならば、とてもクラブの事を考えているとは思いがたい。

カルデロンは就任当時からメディアの使い方が上手くない。
ペレスは非常に上手かった。
そしてマドリーの会長職は人気投票同然なのだ。

by jumpin_upanddown | 2008-12-06 10:07 | レアル・マドリー

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